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40代で無職になったおっさんが本音を語る

人種差別か? デルタ航空の乗客追い出し事件

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デルタ航空での乗客トラブル

アメリカのデルタ航空の国内線で、黒人女性が機内安全の為に飛行機から追い出されたという事件が発生しました。

彼女はトイレに行こうとしたときに乗務員に待機するように言われたが、我慢できずにトイレに行ってしまったようです。

この行為に対してこの飛行機の機長が彼女を降ろそう判断し、彼女は降ろされたあとに連邦捜査局(FBI)の調査されました。

捜査から解放されたあとに、デルタ航空からチケットの費用の一部を返却してもらったが不足分を自分で払い別会社の飛行機を使用しました。

gogotsu.com

 

乗客を降ろしたのは妥当か?

2001年9月11日の同時多発テロ以降は、アメリカでは飛行機の安全対策が厳重になっています。

現在も世界各地でテロなどが発生しており、航空会社は乗客の安全を確保するために非常に気を使っています。

この黒人女性が乗務員の指示に反する行為をしてしまったのは確かなので、機長が不審者として彼女を認識したかもしれません。

しかし、強制的に降ろされた立場の彼女の証言からすると、強制的に追い出されたのは過剰な行為だと思えます。

 

料金の返金は不十分

返金額が不足していたことはデルタ航空の対応に問題があったと言えるでしょう。

強制的に追い出したのであれば、別の便を利用できるだけの金額を返金する必要があります。

FBIの捜査で彼女の行動に問題がなかったのなら、デルタ航空は彼女と和解し彼女の負担なく飛行機に乗れる手配をするべきでしょう。

 

黒人差別があったのか? 

この程度の情報では差別があったかを立証するのは難しいでしょう。

差別的な言葉や暴力的な態度はなかったようなので、降ろされた乗客の一方的な証言で差別と断定することは無理があります。

ただ、SNSなどでデルタ航空が批判されているのは、世界中ではこの事件から黒人差別を連想する人が多く存在していることが理由でしょう。

 

まとめ

今の航空会社は競争も激しく安全対策に気を使う必要があり、テロやオーバーブッキングなどの問題に非常に過敏になっています。

今回はそういった背景から発生した不幸な事件でしょう。

黒人差別という別の問題が絡んでいるので本質がわかりにくいのですが、乗客も乗務員の誤解を招かないような行動も必要でしょう。

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