心を閉ざした若者の成長に勇気をもらえる名作「グッド・ウィル・ハンティング」
荒んだ青年の成長
この映画は、現在は超人気俳優のマット・デイモンが無名な時代に脚本を書いて、自ら主役の青年を演じています。
ストーリーは、親の虐待で心が荒んだ青年が苦しみを受け止めてくれる人と出会い、人生を前向きに生きるようになっていく話です。
シンプルな展開ですが、現実を受け入れられずに心を閉ざした青年の悩む姿と、それを受け入れ成長していく過程を自然に演じるマット・デイモンに引き込まれてしまいます。
今は亡き名優ロビン・ウィリアムズの好演
2014年に自殺によって亡くなったロビン・ウィリアムズの好演がこの映画を素晴らしいものにしています。
妻を失った中年が、失意の中から再び人生を見つめ直していきます。
ロビン・ウィリアムズが実生活でもドラッグやアルコールに依存し、うつ症状に苦しんだ経験を考えると感慨深いものがあります。
信頼できる人との関係の大切さ
人生は順調なことばかりではありませんが、信頼できる友人や恋人との出会いで前向きに生きることができます。
この映画では派手な展開はありませんが、 心を開いてぶつかり合いことで人生において大切なことを教えてくれます。
人は大切な人によって変わることができ、成長することによってその大切さに気付いていくということを考えさせられます。
まとめ
少し話が理想的過ぎる気もしますが、そんなキレイごとを自然に受け入れることができる素晴らしい映画です。
ドロドロした愛憎劇も面白いですが、わかりやすいハッピーエンドの映画を観たい人は楽しめると思います。