40代独身男の答えのない日々の本音

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40代で無職になったおっさんが本音を語る

こんなサラリーマンになりたい!名作「総務課総務部 山口六平太」

サラリーマンの日常

最近のマンガのトレンドは、人がゾンビになったり得体の知れない怪物と戦ったりするものが増えています。

しかし、サザエさんちびまる子ちゃんのような平穏な日常を描いたマンガは時代を超えて楽しめると思います。

この「総務課総務部 山口六平太」はサラリーマンの日常を前向きに描いた名作です。 

 

作者の死去による連載終了

このマンガは1986年から2016年まで連載されて、作者である高井研一郎氏が2016年11月に亡くなられたため連載が終了しています。

その間は一度も休載することなく、連載を続けていました。

www.asahi.com

 

前向きに生きるサラリーマン

主人公の六平太("ろっぺいた"と読みます)は、一見すると平凡なサラリーマンのようですが、会社内のトラブルを解決し円滑に仕事ができるような気配りができるスーパーサラリーマンです。

そんな優秀な人物ですが、咥えたばこで怒られたり、居眠りをしたりといった人間味もあり親しみやすい性格です。

その活躍を自慢することなく飄々として振る舞い、見栄や出世欲も持たず前向きに会社での自分の役割を果たしています。

 

人間味溢れる登場人物

頼りない課長、嫌味な係長、大酒のみの部下などが時には足を引っ張りますが、どんなキャラクターにも憎めない一面があり単純な善悪などでは決められない人間の深みが描かれています。

社長や部長といった偉い人たちも、 ミスをしたり、感情的になったりと非常に人間味があります。

日本の大企業のサラリーマンという保守的な環境で、人間らしく振る舞い前向きに働いている姿は古き良き日本のイメージを感じされてくれます。

 

まとめ

基本的に一話完結のストーリーなので読みやすく、その短い話のなかにちょっとした教訓や人間の良さが描かれて、とても爽やかな気持ちになります。

疲れたときの気晴らしや気分転換に読むと、またやる気が出てくるような気持ちのよいマンガです。

過激なマンガも面白いですが、こういった爽やかなマンガも楽しめると思います。

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