ジョニー・デップ主演!アメリカの田舎の家族愛を描く感動作
若き日の大物俳優が熱演
この映画は若い頃のジョニー・デップが主演、レオナルド・ディカプリオがその弟役を演じています。
現在は超大物の俳優が、平凡の田舎の若者を繊細かつ魅力的に演じているのが、この映画の最大の魅力になっています。
アメリカの田舎の寂しさ
アメリカは一部の大都会以外はほとんどが広大な田舎で構成されています。
大都会への距離が遠く産業が発展していない町では娯楽や華やかなイベントなども少なく、活気もなく寂しさが漂っています。
この映画の舞台もアイオア州という設定で、華やかな夢を持てない若者の葛藤を描いています。
家族愛と自立との葛藤
父親が自殺し、母親はそのショックで引きこもり、弟は知的障害を持つ家庭で育ちながら主人公は働きながら家族を支えています。
小さな退屈な町で家族を支えながら生きる若者が、自由に生きる女性と出会うことで町を出て自由に生きたいと願います。
家族を大切に思う気持ちと、自分の人生を自由に選びたいという葛藤は都会から離れた場所に住む人なら共感するはずです。
人生の意味を考えさせられる
知的障害を持った弟や引きこもりになった母親など、自分の思い通りに生きることができない若者の姿は、現在の日本の若者にも考えさせられることが多いでしょう。
それでも、家族を大切に思いひたむきに生きる姿は感動的です。
一部のアメリカのイメージとは異なる、寂れた町で誠実に暮らしている人達をこの映画では知ることができます。
まとめ
近年は派手なハリウッド映画で活躍するイメージの強いジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオですが、この映画はそのイメージとは異なります。
平凡な人の悩みや葛藤を繊細に演じ、人間の深みと温かみを表現しています。
近年の彼らの作品しか知らない人は是非チェックしてください。