金儲けの道具にされている子供を見るのは悲しい
中島芭旺くんは何者なのだろう?
最近メディアで取り上げている11歳の中島芭尾(ばお)君を知っていますか?
学校に行かず自主学習しながら、哲学者として10歳のとき自己啓発本を出版しています。
頭の良い子供のようですが、10、11歳で哲学者というのはさすがに無理があります。
子供ならではの鋭い視点は大人にとっては哲学的に感じるかもしれませんが、本人がどこまで深く考えているのでしょうか。
実際には、周りの大人が作り上げたストーリーを演じさせられているようにしか見えません。
楽しそうにみえない
子役の子供やバラエティー番組の子供タレントも、キャラクターを演じているかもしれませんが、芸能活動を楽しんでいるようです。
彼は赤いハンチング帽子をかぶらされて(11歳の子がハンチングを好んでかぶるとは考えにくい)、マスコミ向けに哲学者タレントを演じさせられています。
学校も行かずに、家族以外にはネットとマスコミしか関われないで、作られたイメージの自分を周りから求められていて、全く楽しそうに見えません。
自分で判断できる年齢までは学校に行った方が良い
本人は金儲けを意識しているとは思えませんが、親や出版社はお金を産み出すことができる子供を利用しているとしか思えません。
このように哲学者としてマスコミに取り上げられるのは、彼にとって良い影響は与えていないでしょう。
本当に哲学者になりたいのなら、本人が自分で判断できるまで待つべきでしょう。
10歳という若さで注目されているので、周りの大人が今のうちに稼ごうとしていますが、やはり学校に行くべきでしょう。
まとめ
出版社は本が売れないので本を売るために、インパクトのある本を出版したいのでしょう。
商売とはいえ、最低限のモラルを守ることは必要でしょう。
彼のような子供がマスコミの犠牲になり人生が狂わされないように配慮し、本当に才能がある人が活躍できる社会になることを望みます。