「残業禁止ルール」の本質を間違えてはいけない
ADHDの人の危惧すること
「残業禁止ルール」に対してADHD の人には相性が悪く、仕事を上手くこなせないことを懸念しています。
このようにADHDの人への配慮がされず、を不安にさせるような労働環境も日本の問題だと言えるでしょう。
「残業禁止ルール」の本質
残業禁止ルールは現状の長時間労働による弊害を解決するための原則です。
つまり解決する意志と能力がある人に適用されるものであって、自分で効率をあげることをコントロールできないADHDの人に適用することは間違いでしょう。
このルールをADHDの人も一律で適用することは、むしろ不公平なルールとなるので、周囲にADHDの人がいたら管理する側が調整する必要があります。
問題の本質は?
本来は残業禁止ルールなどを決めなくても、社員の意志で残業をしなければよいのですが、ルールなしに実現できないという企業体質が問題です。
また、「残業禁止ルール」とは別にADHDの人が不利にならないような労働環境と評価基準がないことが問題の本質です。
つまり、企業はADHDの人を考慮したうえで「残業禁止ルール」導入し、ADHDの人の長時間労働をさせず、なおかつ公平に評価される仕組みを作らなければいけません。
これは簡単ではありませんが、こういった努力を今までの日本の企業は怠っていたことが現代の労働環境の問題の原因になっているように感じます。
まとめ
実際は多くの企業には社員へ配慮する余裕があまりないのかもしれません。
しかし、それでも下記のことを企業は真剣に考えるべきでしょう。
①「残業禁止ルール」導入などによる労働時間の短縮
② ADHDの人が「残業禁止ルール」で不利にならないような評価システムの確立
これらを明確にして議論することが「残業禁止ルール」の本質であり、労働環境を改善することになるのでしょう。
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まとめ
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効率よく仕事することは簡単ではないが目指さないといけない
残業禁止した場合に困る人も多い
最近はブラック企業や過労死などの話題が毎日のように報道されています。
医学的な見解、海外との生産性の比較などから、日本の多くの企業にある非効率な長時間労働は弊害が大きいということが共通認識となっています。
職種によっては職務の性質上から長時間労働を避けられない場合もありますが、多くの企業は業務の効率化による労働時間の短縮を目指すことが期待されています。
しかし、非効率な業務による長時間労働をすることに慣れている人には、短時間での効率的な作業ができず、評価が下がったり、収入が低下することも考えられます。
私も効率的に仕事ができず、残業することでしか人並みの結果しか出せなかったことがあり、この筆者の主張は凄く理解できる内容です。
完璧なシステムはありえない
残業禁止したり、効率を追求したりする働き方を導入した場合、必ず弊害もあり不公平なシステムになることは予想できます。
ただ、効率的に仕事ができるのに残業が少ないため評価されていない人がいたり、長時間労働が体調に悪影響を与えてたりしていることは解決されなければいけません。
つまり、現状のシステムの弊害よりも、この働き方のほうが現代に合っているということは概ね正しい方向性でしょう。
このシステムも完璧ではないので、いつかは行き詰り新しい働き方を導入する日が来ます。
これは強者のルールではありますが永久に続くものではなく、その強者はいつか弱者に変わります。
選択肢を増やすしかない
それでも、仕事である以上は弱者の立場に甘んじている訳にはいけません。
前向きな選択肢を増やすのが現実的な対応だと思います。
① 効率よく仕事ができるようにスキルアップする(自分を変える)
② 勤務体系に柔軟性がある職場を探す(会社を変える)
③ 自分が効率よくできる別の職種を探す(職種を変える)
①が最もリスクが少ないので、可能な限りこの方向で努力するのが良いでしょう。
②③も人によっては、良い方向になる場合もあるので自分の会社や仕事に疑問をもったら検討してもよいと思います。
まとめ
やはり、効率よく仕事することを目指すことは現代の日本企業の大きな課題です。
変化が起こることで、弱い立場になる人が出てきて別の問題が発生するでしょう。
それを考慮しても、現状の酷い労働環境を変えるためのアクションが必要です。
日本企業が危機に直面している現在、変化とそれに伴う覚悟をもつことは避けることはできないのでしょう。
アル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した高潔な精神と正義を描いた感動作
人が正しく生きることの素晴らしさ
この映画のストーリーはとてもシンプルで、派手な展開や衝撃的なシーンもありません。
しかし、視力を失った退役軍人の苦しみと、学校でのトラブルに巻き込まれ人生の選択に悩む青年との交流を描いた素晴らしい作品です。
盲目となり人生に悲観し、他人に心を開くことができなくなってしまった元軍人が、高潔に生きようとする青年によって人生の希望を見出していきます。
その青年とは対照的に、学校の校長は自身の見栄のために青年を脅し、学校の同級生は自身の保身のため友人を裏切ります。
これは日本でもよく報道されるいじめの問題を同じで、学校はいじめを隠蔽しようとしたり、同級生も自分がいじめられないように行動してしまいます。
損得を超えて正しく生きようとすることは簡単ではありませんが、本当に素晴らしいということを教えてくれます。
アカデミー主演男優賞を受賞したアル・パチーノの名演
ストーリーはシンプルなのですが、アル・パチーノの名演技が盲目の退役軍人という難しい役を見事に演じています。
目が見えないように振る舞う動きだけでなく、傲慢な態度のなかに見せる優しさや自虐的な発言で、内面の苦しみをさりげなく表現してます。
苦しみを受け入れ、希望を持ってからの変化も自然な演技で観ている人の感情に伝わってきます。
正義を貫く勇気
青年は校長の脅しに屈せず、自身の正義を貫いたため不利な状況に陥ってしまいます。
自分が損をすることになっても良心と高潔な精神に従って行動する姿は、古き良きアメリカの精神性を描いています。
その正義を周囲の人を動かし最後は正しいものを皆が応援する様子は、普遍的な感動となり気持ちをが高揚します。
まとめ
2時間半以上の長い映画ですが、アル・パチーノの名演技で全く退屈することがなく時間を忘れて見入ってしまいました。
普遍的な人間の尊厳と正義がテーマで目新しさがありませんが、当たり前の正義が忘れられている現代には本当に気持ちを動かされる映画です。
「スリル!赤の章・黒の章」が面白いので紹介します
最近のNHK風ドラマ
NHKのドラマは最近は、民放で活躍した蒔田光治の脚本によるミステリー娯楽ドラマです。
「詐欺師の娘」が警視庁の庶務課に勤務しながら、難事件を解決するというストーリーはリアリティーがありませんが、漫画的設定が現代のドラマっぽいです。
深刻さは皆無で楽しめる
第一話は連続殺人事件を解決していくのですが、重苦しい雰囲気は皆無で軽妙な会話とテンポの展開で気楽に楽しめます。
一話完結型でNHKなのでCMもないので、話を引き伸ばしたり、思わせぶりな終わり方もないのでストレスなく観れます。
わかりやすく主人公が活躍
主人公が「詐欺師の娘で警視庁庶務課の若い女性」という、かなり漫画的な設定ですが、小松菜奈という女優が上手く演じています。
詐欺師の娘なので刑事になれないようなので、庶務課に勤務していますが詐欺師の父親から犯罪の手口を学んでいて天才的な推理力を発揮します。
性格も男や上司に媚びることもなく、その才能を活かして利用するしたたかさを観ていると爽快な気分です。
芸達者の脇役が面白い
主人公の小松菜奈は嫌味のない強い女性を演じていますが、山本耕史、小出恵介、木下ほうか、大和田伸也といった演技派で固めています。
アイドル俳優だらけのドラマと異なり、軽妙なセリフによる会話と卑小で小市民的な刑事を面白く演じています。
まとめ
今まで小松菜奈という女優を知らなかったのですが、このドラマを観ると今後は大物女優として活躍するのではと期待しています。
赤の章と黒の章の各4話なので是非チェックしてください。
スパルタ研修を未だに信奉する会社があるという事実
研修という名のパワーハラスメント
この記事を読んだのですが、やっぱりこういう理不尽なスパルタ研修をまだ取り入れている企業があることに悲しくなりました。
公衆の面前で大声を出すことを強要したり、40キロの夜間行進をさせたり、これは普通に考えたらパワハラです。
現在では一部の企業だけでしょうが、こういった研修に会社の大切な人材を参加させていることは非常に残念なことです。
効果のある研修なのか?
こういった研修に意味があるのでしょうか?
理不尽なことに耐えることによる忍耐力はつくかもしれませんが、それ以上に失うことが多いでしょう。
少なくとも、会社の利益や社会的な価値を高めるために身に着くことは、このような研修からは得ることはできません。
むしろ、生産的な思考力や優秀な人材の人心掌握などとは逆の思想を身に着けることによる弊害のが大きいように思えます。
「バカになれ」という意味の誤解
余談ですが、アドバイスで「もっとバカになれ」といったことをいう人を見かけるのですが、この言葉が正しく理解できない人もいるようです。
この場合の「バカになる」という意味は、「バカと思われることを恐れず、自分の頭で考えて固定概念にとらわれず行動する」、「思い込みを捨ててバカバカしいように見えることも試してみる」といった意味が正しいのです。
むしろ「自分の頭を使う」、「見栄や常識にとらわれれない」という意味で「バカ」という言葉を使っています。
この研修では、「理不尽なことに対して思考停止して従う」「非常識の恥知らずになる」という意味での「真性のバカ」を目指しているように見えます。
まとめ
企業がグローバル化して競争が激しくなっている現代では、こういった企業は淘汰されるでしょう。
この研修に参加させらる人とその人と一緒に働く人たちは、この現実を理解しているのでしょうか?
やはり最大の弊害は、理不尽で非論理的な教育を受けたことによる思考停止でしょう。
この研修を受けた人が、現実を認識する思考能力を失わず、企業の利益と社会的な価値を創造してくれることを願いたいと思います。
子供の貧困率上昇!貧困問題は適切に語られているのか?
貧困の実態
近年、日本も貧困が社会問題になっています。
もちろん発展途上国や経済破綻した国などと比較すれば、収入も生活水準も上回ってはいるのですが、国内の相対的貧困率が高まっています。
貧困状態を周囲に打ち明けたり、他人の家庭の経済状況を詮索することは、非常に繊細な問題であり普段は話題にすることが少ないようです。
マスメディアの報道などでデータ的に貧困が社会問題になっていることは分かりますが、適切に語らる機会はとても少ない状況です。
社会的な問題
具体的な問題として、子供の相対的貧困率は上昇していることにあります。
子供の養育・教育にはある程度のコストがかかるため、家庭の経済状況で受けられる教育が変わります。
また、いじめや非行なども貧困が原因となる場合も多く、この問題はもっと広く認識されるべきでしょう。
自己責任なのか?
こういった問題を行政が取り組むことは当然ですが、現実的には財源などの問題もあり十分な支援ができていません。
また貧困に対して自己責任として考える人もいて、社会全体で貧困解決に取り組み意識が低いようです。
貧困が自己責任とする考えも間違えではありませんが、貧困問題による社会的な損失を考慮すると自業自得として切り捨てるのは適切ではないでしょう。
犯罪率との関連性
短絡的に貧困問題と犯罪率を関連付けることは、差別的な考えになりそうですが、ある程度の相関性を表すデータはあります。
少なくとも、資本主義社会での弱者である貧困層による犯罪が、金銭問題に起因することが多いことは認識されています。
これらの犯罪を減らすためには、貧困を解決することが一つの対策になることは確かでしょう。
president.jp貧困の悪循環 - Wikipedia
まとめ
現在は貧困問題が深刻化しています。
貧困であることを恥ずかしいと思ったり、差別につながるという心配もありますが、この問題をもっと普段から語ることが必要になっているように感じます。
貧困が子供の将来の可能性を狭めたり、治安を悪化させることがないように真剣にこの問題を向き合っていくべきでしょう。