ベッキーの「ゲス不倫騒動」は茶番だった?
ベッキー不倫騒動から1年以上
2016年の1月から毎日のようにワイドショーで放送された「ベッキーのゲス不倫騒動」から1年以上経過しました。
もう話題になることはありませんが、今でも視聴者からは「不倫したタレント」として認識されてしまいます。
相手のミュージシャンの悪評
不倫相手となった「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音は、新婚でありながらその事実を伝えずにベッキーと交際したことがわかりバッシングを受けました。
その後も別のタレントと交際しそのタレントが未成年で飲酒したことも発覚し、ミュージシャンとしての活動を休止することになりました。
結局ベッキーも長期休業して最近またテレビ出演などを中心に復帰をしましたが、不倫相手の悪評もあり、未だに騒動をネタにされています。
芸能界の権力
こういった不倫などのスキャンダルは他にも多くのタレントも起こしていますが、権力を持つ事務所に所属するタレントはテレビで放送されることがありません。
批判の対象になるのは常に権力の弱い事務所に所属するタレントであり、ベッキーも必要以上にバッシングされてしまいました。
発覚のタイミング
ワイドショーではその時に最も話題になりそうな事件を毎日のように放送します。
最近では「籠池氏の森友学園問題」ばかりを放送していましたが、今では「米国の北朝鮮対応」ばかりで森友学園問題は忘れ去られてしまいます。
ベッキーの騒動は、同時期に話題性のある事件が少なかったためワイドショーで扱いやすい不倫騒動を過剰なまでに放送していました。
まとめ
テレビ局もネタがないときには、タレントの不倫騒動という視聴者を見くびったような報道を過剰なまでにプッシュします。
特定の事務所に所属するタレントの問題は放送しないという公平性に欠けた姿勢が、ますますテレビ離れを加速させているのでしょう。
自浄努力がないのでは、テレビは衰退しメディアとしての役割はインターネットに移っていくことは避けられません。