女児遺体遺棄事件の傲慢なマスコミ取材
痛ましい事件でのマスコミの取材
3月に起きたベトナム国籍の女児が殺害後に遺棄された事件の犯人が、先日逮捕されました。
この非常に痛ましい事件に関しては当ブログでは軽々しく扱うことはしませんが、気になる記事を読んだので投稿します。
新聞記者が聞き込みに来た際に断られた腹いせに、その家の玄関に蹴りを入れていました。
近隣で悲惨な事件で気が滅入っていて、一般市民が取材に答えたくないということは普通のことです。
その態度に腹を立て、玄関を蹴るという行為に出る記者は非常識としかいいようがありません。
マスコミの勘違いによる暴走
本来マスコミの役割は中立的な立場で事実を適切に伝えることです。
しかし実際は自社の利益のために弱い立場のものを不当に非難し、権力のあるものへの批判は避けています。
この数日でも、下記の記事でマスコミの不当な行為について投稿しました。
まとめ
マスコミ報道にも正しく事実を伝えているものも多く、私たちの生活に役立っており欠かすことができないものです。
その反面、非常に影響力が強いのでマスコミで働く人の一部は自分たちが偉くなったように勘違いしている人がいるようです。
そういった人達が、マスコミの影響力を悪用したときに対象になった人に甚大な被害を与えてしまいます。
私たちはマスコミが本来の役割を果たせるように、日々の報道を観察していく必要があるでしょう。
2017/4/20 追記
この記者は共同通信社の20代の男性記者で、この家の住民にすでに謝罪しているようです。
蹴った理由は「まだ確認できていない」らしいのですが、取材を断られた腹いせ以外に考えられません。
この住民の勇気ある行動で、共同通信社や他のマスコミが取材姿勢を改めることを祈ります。