テレビのやらせがなくならない理由
テレビ朝日でのやらせ
先日、左翼活動をしている女性がテレビ番組で一般の主婦であるかのように意見を主張していることが判明しました。
この女性は社民党の福島瑞穂氏とのつながりがあることから、現与党の自民党の政策に対して批判的な立場での活動しているようです。
活動家の意見を一般人のように報道することは明らかに「やらせ」といえる行為でしょう。
悪質なやらせ
政治的な問題を、特定の政治活動をしている人を一般人の主張のように報道しており、報道する側の意図的な印象操作といえるでしょう。
特に政治報道というのは中立性と信頼性が非常に重要な情報であり、操作された報道で一方が不利益になることは危険なことです。
またテレビ朝日自体が自民党政権に対して立場での報道をしているという印象を視聴者に与えることは、テレビのニュース報道の信頼性を損なうものといえるでしょう。
「やらせ」の構造
民放の放送局はスポンサーからの広告料で番組を制作しているため、視聴率で結果を出さなけれなりません。
ニュース番組でも一般人の「面白い」コメントが必要になり、限られた時間と予算で意図するコメントを引き出すために「やらせ」を避けられないようです。
また、「やらせ」を「演出」ということにして都合よく編集したり、下請けの制作会社に責任を押し付けたりすることを問題とは認識していない企業体質があります。
テレビ番組はエンターテイメントとして視聴者の興味をひくためには、事実を歪めて放送することも許されるということでしょう。
まとめ
テレビなどの「やらせ」や「偏向報道」は、現状では巧妙な手法で多くの番組で取り入れられているようです。
今は、報道を簡単に信用しないで、自分の頭で考えたり、複数の報道機関の情報を比較したりして、慎重に吟味する必要があります。
今後、報道機関が公平性に重きを置き健全な報道姿勢になってくれることを願っています。